The OCTAL~オクタル~

「汝、勇気(オクト)あるものならば我が問いに答えよ!」 UNOのようにカードが示す条件のカードを出していくゲームですが、UNOよりも戦略性の高いゲームです。 よく考えてカードを出さないと勝つのは難しいかも……

人数 3~6人
プレイ時間 20~30分
対象年齢
価格 2000円
ブース名

┃The OCTAL~オクタル~とは

 

UNOのようにカードにより指定された条件に合うカードを出し合い
先に手札のカードを無くした方が勝ちとなるゴーアウトカードゲームです。


┃The OCTAL~オクタル~の遊び方

<準備>

①スタートプレイヤーを決めます。
最近、『勇気のある行動』をしたプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
いないときは適当な方法で決めます。

②ルールを選択します。
ここでは初心者向けの<ツインモード>を説明していきます。

③カードを配ります。
カードをよく繰り、各プレイヤーに4枚ずつ配ります。
残りのカードをプレイヤーの中央に裏向きにして置き、山札にします。

④『竜の問い掛け』の作成。
山札の上から条件となるカードを2枚選び、山札の近くに表向きにして
横並びに置きます。さらに条件を指し示す数値カードを2枚選び(図)のよう
に条件用のカードの上に『条件』を矢印が指すようにカードをずらして
重ねて置きます。
これにより手番プレイヤーが配置できるカードの条件『竜の問い掛け』が決まります。
(図)

このように下にあるカードの条件を上にあるカードの矢印が指し示すように
カードを重ねて置きます。
『竜の問い掛け』は矢印の形に関わらず下のカードの条件を使うことになります。

例:図のように下の数値カードの条件が[大]、上の数値カードの数字が4の時、《4より大きい数》が条件となる
ので、手番プレイヤーは条件にあったカードを手札から配置することになります

<ゲーム開始>

①準備が終わったら、ゲームの開始となります。
スタートプレイヤーから時計回りでプレイします。

②手番のプレイについて
手番プレイヤーは、どちらかの『竜の問い掛け』が示す条件を満たすカードがあれば、
手札からプレイします。
プレイしたカードは条件を満たしている『竜の問い掛け』の上に重ねて配置します。
条件を満たす竜札がない場合はパスも可能です。

③勝利について
各プレイヤーは『竜の問い掛け』にあうようにドラゴンカードを配置し続けて、
最初に手札のカードがすべて無くなった人が勝者となります。

┃ルールについて

①数字について
オクタルのカードは1~8までしかありませんが、循環しているので8より大きい値は1のみ、
1より小さい値は8のみとして扱います。

②矢印について
数値カードの上部にある矢印は『竜の問い掛け』の条件を示しています。

・出したカードの矢印が⇧の場合は必ず『竜の問い掛け』の一番上にあるカードの条件を
指し示さなければいけません。(下図のBの条件のみ指し示せます)
・出したカードの矢印が⇔の場合は『竜の問い掛け』の一番上にあるカード
またはもう1枚下のカードの条件を指し示すことが出来ます。
(下図のA、Bのどちらかを指し示せます)
図(以下の図は手番時に自身の竜札を配置する前の状態です)

③ALLカードについて
ALLカードはどのような条件であっても配置出来るカードになります。
しかし、最後の1枚として配置することは出来ません。
誤って配置した場合はペナルティとして山札からカードを3枚手札に加えなければいけません。
ALLカードを配置するときは『竜の問い掛け』の一番上にあるカードの条件を見えるように配置します。
次の手番プレイヤーはすきな数値カードをALLカードの上にぴったり重ねて配置します。
『竜の問い掛け』はALLカード配置で見えている条件を使用します


④条件について
数値カードの〇の中には以下6種類のいずれかの文字が記載されており、矢印が指し示すことにより次に配置
出来るカードの条件を決定することができます。

[大]:条件を指し示しているカードの値より大きい値のカードを配置しなければならない。
[小]:条件を指し示しているカードの値より小さい値のカードを配置しなければならない。
[同]:条件を指し示しているカードの値と同じ値のカードを配置しなければならない。
[異]:条件を指し示しているカードの値と異なる値のカードを配置しなければならない。
[倍]:条件を指し示しているカードの値の倍数のカードを配置しなければならない。
[約]:条件を指し示しているカードの値の約数のカードを配置しなければならない。
※条件が示す場合に配置出来る数値カードは簡易ルールカードの早見表を参考にしてください。

⑤手札の上限について
手札は5枚までは持つことが出来ます。上限を超えた場合は即座に手札から1枚を選択し、
裏向きにして『捨て札』にします。『捨て札』は1ケ所に集めておきます。

⑥山札について
山札が少なくなり、残り1枚になった段階で『捨て札』と『『竜の問い掛け』使用カード以外』
を回収し、再度よく繰り山札の下に加え、補充します。

⑦手札ラスト1枚の宣言について
自分の手番において、手札が2枚の状態からカードの配置を行い、残りの手札が1枚となる場合、
必ず「オクト!」を宣言してから竜札を配置してください。
宣言し忘れた場合はペナルティとして山札からカードを2枚引き、手札に加えなければなりません。
(次のプレイヤーがカードを出すまでに宣言すればOK)

⑧パスについて
プレイヤーは手番においてカードを配置せず、『パス』を選択することが出来ます。
『パス』をする場合は山札の一番上からカードを1枚引き、手札に加えます。
全てのプレイヤーが『パス』をして一巡した場合でもゲームは継続されます。
ただし、二巡しても全てのプレイヤーがカードを配置出来なかった場合に限り、
最後にカードを配置したプレイヤーは自分が最後に置いたカードの上に好きなカードを
重ねて置くことが出来ます。
(ぴったりと重ねて置くので指し示す条件は先に指し示していた条件と同じになります)

⑨オーバーライドについて
手札が5枚になった場合に限り、『竜の問い掛け』を満たすカードを4枚まで出すことが出来ます。
実行時には手札の枚数が5枚であることを他プレイヤーに見せて、「オーバーライドします」と宣言します。
宣言後に手札から値の大きい順にカードを配置し、一番小さい数が一番上になるように配置します。
(※ALLカードは一番大きい値として扱います。また、条件を満たせば同じ値のカードを配置することも可能です)
条件はカードを配置する前に一番上にあったカードの条件を指し示すように配置します。
また、オーバーライド実行後、手札が1枚になるときは上記「⑨手札ラスト1枚の宣言について」の記載の通り、
必ず「オクト」を宣言します。

⑩勝者について
基本は1位のみ決めますが、5人以上であれば3位まで決めても良いです。

■モードの選択
・<ツインモード>と<シングルモード>についてゲーム開始前にモードを決めます。
☆ツインモード
プレイヤー数:3~5人。ツインモードは難易度低めであり、初めて遊ぶときにオススメのモードです。
すでに「ゲームの準備」で説明しているようにゲーム開始前に「条件」と「条件を指し示す矢印」用の
カードを各2枚引き、『竜の問い掛け』を2ヶ所作ります。
(もし2ヶ所とも同じ条件になった場合はプレイヤー間で相談し、一方を交換することもできます。)

☆シングルモード
プレイヤー数:3~6人。シングルモードはゲーム開始前に「条件」と「条件を指し示す矢印」用のカードを
各1枚引き、『竜の問い掛け』を1ヶ所のみ作ります。
プレイヤーが竜札を配置出来る場が1ヶ所しかないため難易度は高くなります。

戦略のヒント
数値カードの「1」と「8」とALLカードの使い方を工夫することが勝利への第1歩になるかも。
スリルある戦いをお楽しみください!

┃マニュアルについて
上記では説明しきれない部分をマニュアルで説明しており、以下アドレスにて公開しています。
ゲームを遊ぶ前にマニュアルを見たいという方は、ゲームの詳細を知りたいという方は
以下アドレスよりマニュアルをご覧ください。
manual_octal.pdf (sls.sakura.ne.jp)